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ハガキのあれこれ 暑中見舞い

「かもめ~る」って意外と知られてない?


このブログにたどり着いたあなたは、当然

「かもめ~る」をご存知かと思いますが、

意外と「かもめ~る」って知らない人も多そうである。

 

そもそも暑中見舞いハガキを出すことすら

年賀状を出すに比べると約1/20くらいのシェアだとか・・・

 

 

原因を1人考察してみる。

 

 

年賀状は「年賀状」である。

「年賀め~る」でも「正月め~る」でもない。

 

なぜ暑中見舞いは「かもめ~る」となるんだろうか?

 

年賀状は「年賀状書いた?」と聞くが

暑中見舞いは「かもめ~る書いた?」とは聞かない(と思う)

 

この場合、同じ類の媒体なのに、そうは聞かない。

 

普通に考えて「暑中見舞い書いた?」と聞くだろう。

 

そもそも「かもめ~る」の名称の由来はなんだ??

 

 

「かもめ」+「めーる(mail)(手紙)」は簡単に想像できるが、

なぜ、そのようなネーミングをしたのだろう。

 

調べていると、

2006年に「暑中見舞用郵便葉書(かもめ~る)」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「夏のおたより郵便葉書(かもめ~る)」と名称を変更している。

 

前者より後者の方が若干親しみやすい名称である。

少しでも売れやすくするための郵政の努力が垣間見れる。

 

しかし!

 

なぜ「かもめ~る」なんだろう??

もう少し、調べてみた。。。

 

そもそも暑中見舞い用のはがき自体が始めて発行されたのが

昭和25年の6月15日 (1950年)

この頃の名称は「暑中見舞用郵便葉書」

 

そして、

昭和61年6月16日 (1986年)

「暑中見舞用郵便葉書」・・・っとこのときに

愛称として「かもめ~る」と名づけられたそうである。

「かもめ」+「メール」は先述であるが、

「カモン、メール(come on mail)」とちょっとふざけた理由もあったとか

 

ちなみにこの年から、くじ付きになったそうで、

A賞・・・ 21型テレビ

B賞・・・ ステンレスポット

C賞・・・ 40円+60円の切手シート

 

 

愛称として定着させようとした「かもめ~る」

「め」と「る」の間の「~」もタイピングしづらい。。

 

日本固有の文化なのに、なぜ英語を絡めたのか?

 

そこまでは、分からないが

もう少し、よい愛称はなかったんだろうか。。。